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平成30年度 船橋市バドミントン協会 大会開催報告

平成30年9月9日(日) 前期団体市民大会

9/9(日)に前期団体市民大会(男女別の3ダブルス団体戦)を開催しました。

【当日の様子】

今回の船橋市団体戦は、
24団体より男子32チーム、女子20チームの計52チームの出場がありました。
今回の参加チーム数は「船橋市バド協会創立38年の歴史で過去最多」であり
船橋市での競技バドミントン活動チーム数、競技人口がここ数年で特に増加しています。
これは船橋市だけの傾向ではなく、少なくとも千葉県近隣郡市で
同様に競技人口が増加しているようです。

今回は時間内に全試合消化するために「得点の圧縮をせざるを得ない」状況で
「ファイナルゲーム11点、ファイナルのチェンジエンズ無し」とさせていただきましたが
現在の船橋市団体戦は「すべてのランクでチーム間の実力差がほぼ無い」状況、
ファイナルゲームに達した率を数えたところ、「40%」という非常に高い数値が出ました。
そのファイナルゲームも「11-10」まで競っている試合がいくつも見受けられています。
個人戦以上に熱い試合展開となるのが、船橋市の団体戦の面白さであり、醍醐味でしょう。
また、今回は試合の内容もさることながら、残暑の気温がとても暑く
ここまで過酷な状況の船橋市団体戦は、協会としても近年では記憶にありません。
参加された皆様は本当におつかれさまでした。ごゆっくりお休みください。

参加された方からの声として
「出場クラスによって待ち時間の差が激しい」と指摘を受けております。
タイムテーブル上のクラス分けで試合時間に差が出てしまい、申し訳ございません。
市協会側としてバドミントン競技人口の増加は大変歓迎すべきことですが、
『参加者の増加に耐えられる大会運営の検討』は、今後の課題と受け止めています。
市民大会レベルで求められている内容は、人によって異なるとは思いますが
大多数の方は「大会参加満足度」を非常に重視していると思っています。
「待ち時間がなるべく少なく、試合もそこそこの数ができる(最低3試合)」ということを
船橋市バドミントン協会としての目標の1つとしておりますが、
全参加者に対して同様にできるかというと難しく、
バドミントン競技人口がこのペースで増えていく場合、
この目標値を修正しなければならない場面がでてくるかもしれません。

現状の日本バドミントン界の快進撃は
リオ五輪の女子ダブルス金メダル獲得から早くも2年が経過しておりますが
まったくとどまるところを知らず、さらなる飛躍を見せています。
ユーバー杯女子世界団体戦での37年ぶりの優勝、
世界選手権での男子シングルス初優勝、女子ダブルス優勝、2位、3位の上位独占、
定期的に明るい話題がメディアを通じて「競技をされてない方の目にも映る」ようになりました。
もしも、2年後の東京五輪で複数種目のメダル獲得があったならば、
「オグシオが登場した時をはるかに超えるバドミントンブーム」が発生する
のではないかと思っています。

今後、確実に発生するであろう「バドミントン競技人口のさらなる増加」に
耐えられる大会運営を目指して、今後も検討を重ねていきます。
各登録団体の理事におかれましては、ご意見をぜひ協会に挙げていただきたく思います。

 平成30年度 前期団体市民大会 試合結果
 平成30年度 前期団体市民大会後_ランキング

開会式の様子



男子団体戦の様子



女子団体戦の様子



男子1部優勝チーム 「海神北一 Aチーム」



女子1部優勝チーム 「高根台バドミントンクラブ」



次回の市民団体戦は 2/24(日)の開催となります。
今回優勝できなかったチームは、次回、優勝できるように頑張ってください!


【その他共有事項】

先日の7/29(日)に船橋市で初となる、シングルス種目がメインの
「第1回 ウエ様カップシングルス大会(5単オープン団体戦)」が開催され
参加チーム数は61(男子184名、女子78名)と大変多くのチームと選手に参加いただきました。

当日は台風の影響で開催が懸念されておりましたが、
幸運にも前日のうちに関東を通り過ぎてくれたことや、台風の影響で外気温が低下、
また、一番懸念していた駐車場の問題が、運動公園プールの朝の営業中止により
大変スムーズに会場入り案内を行うことができました。
初の試合形式で運営も不慣れな部分があり、開会式まで少しお待たせしてしまいましたが
第一試合が始まれば、そのままスムーズに試合が進行されていったと思います。

5単団体戦という試合形式については、
「シングルスは1ゲームで充分」というエンジョイ目的の選手、
「2ゲームはやらないと試合をした気がしない」という体力に自信ありの選手、
それぞれのレベルに合った試合数を調整できる、大変有用なルールだと思いました。
今大会では「4人」で参加されるチームが最も多かったです。
参加者満足度がとても高い大会となったことを、会場で実感しております。

大会開催の反省点も多々あります。
男子1部は、近隣市区でも名の通った選手の出場が多く
「レベルの高いシングルスはダブルスよりも試合時間が長くなる」という想定が甘く
あまりに白熱した男子1部の決勝が終わったのは20時で、次年度の課題として反省しています。
女子の出場者は「学生とジュニア」がメインとなりました。
社会人女子の参加者が少なかったため、社会人女子の参加者増加は次年度の課題です。

また、船橋市での開催であるものの、船橋市民の参加者が想定よりも少なく
「すでにシングルス大会を開催している市区からの参加者が多い」という傾向がありました。
本大会開催の裏の目的として「船橋市民へのシングルス種目への意識付け」があります。
船橋市で活動される大多数の方は、普段はダブルスのゲームしか行っていない思いますが
ダブルスを楽しみつつも、シングルスを心の片隅に意識していただき、
次年度以降、船橋市民からの積極的な申込を期待しております!

会場の様子



男子団体戦の様子



女子団体戦の様子



「挑みつづけるスピリッツ」というフレーズも有名になってきました



開催要項の掲載開始が多少遅れてしまったことや、
近隣市区で初めて開催される「5シングルス団体戦」という新ルールのためか
受付開始当初の申込数は3組程度と、大変スロースタートな集まり方で
問い合わせは多少あれど、申込書があまり届かず不安な状況だったとのことです。
ですが、陰での大会注目度は非常に高かったようで、
各チームがギリギリまで出場メンバーを選考されていたのか
「締切日当日になって、予想をはるかに超える大量の申込書が届く」という状況が発生し、
締切日当日の受付処理が大変だった、と聞いています。

今回の開催実績で試合内容が様々な方面に周知されたはずなので、
次年度開催時は「締切日前に定員チーム数に達する可能性が非常に高い」です。
次年度開催時は早めに申込されることをお勧めいたします。

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